ヒマラヤ日記

オールドデリーの町を探索

平成16年10月17日
 私は朝から旅の整理をしている。
インターネットの接続は田中さんのパソコンで試みたが回線が途切れ途中でフリーズしてしまう。
回線状態の良いときに再びトライしたが画像をUpすることなどとても無理であきらめた。
 ニューデリー(都心)では回線の良いところがあるということを田中さんが言っていたが今回もまとめて日本に帰ってからUp することにした。

 私のいるホテルの周りの環境は騒音と人ごみと牛がのさばり、出店が道路を占拠しその間を、自転車、馬車、リキシャ、オートリキシャ、車が入り乱れ隙間を見つけて我先に飛び込む、先に頭が出たものが前を走る権利を持つという混沌と無秩序が成り立っていると思っていたが観察していると無秩序の中にも暗黙のルールがあるようだ。
人を乗せていたり、荷物を載せたリキシャや車が優先権を持っているようだ。
空の車は横によけそれらの車先に行かしているようだが?
弱者に対するいたわりも時々、チラッと何気なくでるがその場合は年寄りに対してであるがホッとさせられる。
 いかさま時計や、アクセサリー屋、ピーナツ売り、果物売り、タバコ売り、搾り立てのジュース売り、映画館、電話屋、食べ物屋、何でもありのマーケットは見ているだけで面白い。
 スーが金物屋で足を止めた。
スー「鍋の穴を金槌で叩いてと修理しているでしょ、私が驚いたのは圧力鍋のふたをあの金槌で叩いて蒸気が漏れないようにぴったり合わせている。それって神業よ、どう見ても使い物に成らないあの鍋を直すこと自体が信じられない」
スーは変なところに感激する。
確かに私たちは壊れればすぐに捨ててしまう習慣が身についているが、ここインドでは物を大切に大切に使っている。
 テイクアウトの食べ物屋さんの食器は木の葉を使っているしピーナツ屋がピーナツを渡すときには新聞紙を追って糊付けした入れ物で天秤はかりで量り売りしてくれる。
まるで、30年以上もタイムスリップした世界がここには広がっている。

私のお気に入りのレストラン 骨董品屋
開演前の映画館 デリー駅
デリー駅 衣装店
雑貨や パイナップル売り
ボランティアの炊き出し 路上
炊き出しに群がる群衆 サトウキビのジュース屋さん
ペイント中の少女 私たちのホテル(建設途上でうるさかった)

次の日へ続く