五行の土(中央であり王であり主である)

五行の土はポジションは中央で王の場所です。
季節は季節の変わり目(土用)、日でも時でも変わり目に配当されています。

占いでは土は扱いが難しいのです。
しかし、土は無くてはならない存在です。
土(王)がいなければ白虎も青龍もお互いの優劣を競うケンカばっかりの状況になる。
玄武と朱雀だってののしり合いになるでしょう。
どちらも似たもの同士でしょう?
青龍と白虎は商売で敵対するし、玄武と朱雀は理論の優位で取っ組み合いになるでしょう。
中央に王(土)がいるから一致団結し防御体制を作ることができるのですから
そのカナメが土(王)なのです。

土、中央で色は灰色や黄土色、すべての色を混ぜ合わせた色になる



←戊(つちのえ)
雄大な山岳
←己つちのえ(つちのと)が正しい
大地(肥沃な大地、母なる大地)
修正5/27

土(王)戊と己の家臣には家来がいます。

いぬくん(戌)とたつくん(辰)の陽の家来

さらに、ひつじさん(未)とうしさん(丑)の陰の家来

この土のグループの大きな特徴に優柔不断(どっちにしようか?迷う)があります。
特に未と丑の干支の陰グループはその傾向が強く、占いの判断にしてくださいね!
土は土用でも分かるように季節や時でも冬と春の間、夜と朝の間というようにどっち?というポジションでしょう?

九星では王の五黄土星と陽の八白土星、陰の二黒土星です。

陰の二黒土星
母なる大地(農地)迷い傾向強し

中央の五黄土星
王のポジション

陽の八白土星
土の中でも陶器のイメージで柔らかな土とは違うイメージ

定盤(五黄土星が中宮に入る)では南西、中央、北東で裏鬼門、中央、鬼門のラインです。
凶作用が強いといわれていますが作られた江戸時代の幕府には成り立ったでしょう(藩の配置)が現在ではその意味は無いのではと思います(私の考え)。

初めに書いたように土があるので仲良く力を発揮できることを忘れないようにしてください。
三合も土が入るので成り立つのです。
このことは相剋(相性)で書きます。

次に続く(五行の相性)