九星と八卦と九星気学
書き直し(2010/06/15八卦を追加)

九星に五行を加えた気学は江戸時代(元禄文化)に生れた。
気学(ウィキペディア)

この九星気学は九星とか気学などともいわれています。
占いの中では比較的新しい占いに入ると思います。
生年月日の干支と九星で盤を動かして性格判断、相性、行運(人生リズム)、方位の吉凶判断などを占います。
九星気学は性格判定から相性判定、行運(人生リズム)、方位の吉凶判定を占うのですが四柱推命や紫微斗数や奇門遁甲などと比べると作盤方法は単純化されていますから占いの入門には向いているといえます。
単純ゆえに判断は大雑把になり安い欠点もあります。

名称 五行を追加 定位置 四獣
一白水星(いっぱくすいせい) 1白に水星 玄武
二黒土星(じこくどせい) 2黒に土星 南西 王-
三碧木星(さんぺきもくせい) 3碧に木星 青龍+
四緑木星(しろくもくせい) 4緑に木星 南東 青龍-
五黄土星(ごおうどせい) 5黄に土星 中央
六白金星(ろっぱくきんせい) 6白に金星 北西 白虎-
七赤金星(しちせききんせい) 7赤に金星 西 白虎+
八白土星(はっぱくどせい) 8白に土星 北東 王+
九紫火星(きゅうしかせい) 9紫に火星 朱雀

八卦(はっけ)とは陰陽を八方位に配置した占い(易からきている)
陰陽を陽と陰で表示さらに
太陰、太陽と小陰、小陽
さらに下記図の八方位に分類し配置した。

四獣(中央の王を含めて五方位)から八卦(八方位)に変化したが元祖、四獣の影響力は強く残っている。
この八方位に現象や事象を当てはめて占いをする

八卦の名称 八方位の呼び名 家族 自然
北西 北東 北は坎(かん) 中男
乾宮 艮宮 北東は艮(ごん) 少男
東は震(しん) 長男
西(兌) 東(震宮) 東南は巽(そん) 長女
南は離(り) 中女
坤宮 巽宮 南西は坤(こん)
南西 南東 西は兌(だ) 少女
北西は乾(けん)

上記の八卦と九星気学は融合されています。

定 盤  九星気学の定位置の図です(中央が五黄土星)
この図の数値は星を表しています。
1は一白水星で坎宮(かんきゅう)
2は二黒土星で坤宮(こんきゅう)
3は三碧木星で震宮(しんきゅう)
4は四緑木星で巽宮(そんきゅう)
5は五黄土星は中央
6は六白金星は乾宮(けんきゅう)
7は七赤金星は兌宮(だきゅう)  
8は八白土星は艮宮(ごんきゅう)
9は九紫火星
は 離宮 (りきゅう)    

この宮は八卦の八方位の名称
、陰で表示

中央は表示はなし

各方位は北、南、西、東は30度。
北東、南東、北西、南西は60度です。
十二支も配合するので北東、南東、北西、南西も30度で見たほうが良いです。

方位のわけ方は角度も8方位、12方位(十二支)、24方位(十干、十二支、八卦)があります。
また、磁方位(磁石の指す方位を北、偏差約5~8度)、真方位(真北を利用)に別れます。

九星気学の八方位の変化