四獣

その原型はキトラ古墳でも四獣が王の石棺を守っていた姿にあるのです。

北、夜
冬の守護神
←玄武
西
夕暮れ
秋の守護神

  白虎→

夜明け
春の守護神

←青龍
←朱雀
南、真昼
夏の守護神

風水の原型といえるでしょう。
五行の原点です。
玄武(げんぶ)は
青龍(せいりゅう)は
朱雀(すじゃく)は
白虎(びゃっこ)は
中央の王(石棺)は

陰陽(ブログと重複)
 


古代中国ではこの陰陽で宇宙観を表したようです。
 マクロで見れば太陽(陽)の周りを地球や木星の衛星(陰)が取り巻く
ちょっとスケールを小さくして地球(陽)の周りを月(陰)が回る
さらに顕微鏡でも見えない世界でも 原子核(陰)の周りを陽子が飛び回るというようにです。
なくてはならない関係ということです。

また、古代中国の学者は陽きわまれば陰、陰きわまれば陽という考えを教えています。
これは原生動物などでもメスが増えすぎすべてメスになると突然その中から変異しオスが生れるという自然界の法則かもしれません。
太陽が顔を出すと(夜明け)陽が始まり正午に陽がきわまり日が傾き太陽が沈むと陰が始まり真夜中に陰がきわまり夜明けにむかって陰と陽がまじわり始める。
陰きわまれば陽陰と陽は隣り合わせということですね!
裏と表の関係です。

ここで覚えてもらうことは
陽の質があると
「一歩前へタイプ」
陰の質があると
「一歩下がるタイプ」
注意:一歩前ということは前向きな質ですから未来に向かう積極性が強いタイプです。
陰の「一歩下がる」ということは後ろ向きの感じの質ですから過去を懐かしむタイプということです。

上記は絶対に忘れないこと!
特に十二支は五行も陰陽も分かりにくいので注意が必要です。
占いをする中で年、月、日で各々が陰か陽かの判断は性格を決める重要なポイントです。

相性は陽と陰の組み合わせが良いに決まってます。
男(陽)女(陰)間と同じです。
◎良い相性= 陽と陰、陰と陽
×悪い相性= 陽と陽、陰と陰

次に続く(五行の木)