平成27年(2015/2/4〜2016/2/3)の解説

九星気学の1年の開始は節分(立春)から始まります。

2015/2/4より乙未三碧年に入り九星気学では三碧木星で五行は木の年に入ります。

三碧木星乙未年


 乙未は32番目で納音(なっちん)では沙中金(さちゅうきん)で去年と同じく五行は金が配当されています。
意味は砂の中に埋もれた金ということで、素晴らしき才能も努力し表にでなくては光らないということでしょう。

十二星運では養で赤ちゃんの手はかかるが、みんなにかわいがられる幼児期です。
動物占いではしっかり者の小鹿です。

三碧木星は東が定位置です。
八卦では東が震宮(しんきゅう)で太陰は陰が2に陽が1入り陰陽は陰が2と陽が1で構成されています。

震の象意は雷光ととどろき家族では長男です。
太陰の陰×2と陽×1の組み合わせがおくびょうだけど陽の力が一瞬で吹き出る感じなのかしら?
陰×2は感受性の鋭さが連想されます。
2015年は何かにおびえるような中(不安定)で強気な一部がいきなりどこかで雷をとどろかすという年になりそうです。
方位については歳破(干支の反方位)は今年は未なので反方位の丑の北北東に入ります。
暗剣殺は東ですが三合が入るので凶作用は小さくなります。
五黄殺は西です。
三合(吉)は南南西と北北西と東です。

それでは星別の2015年の運勢と方位の吉凶

色は五行の色を採用(ちょっとアレンジ)
一白水星
八卦より
一白水星は東の震宮(しんきゅう)に入ります。上記に書いたようにカミナリ(陽×1)であり引き込みタイプというかちょっとびくびくした陰×2が影響します。陰の力が強いので感情豊かな情緒感が鋭い感性を生みますので企画や知(学芸術)には良い影響がでてくるでしょう。カミナリの一瞬のひらめきも期待できますが反対に一瞬の感情の爆発による暴言の恐れもありです。
気が早い特性がある年ですので暴言に注意してください。
二黒土星
八卦より
二黒土星は東南の巽宮(せんきゅう)に入ります。太陽(陽×2)と陰です。陽の強さと陰のやさしさのバランスは「ととのう」と良好です。風であり長女から嫁入り前の気取った売り込み上手、取引(ビジネス)感覚はするどく、風は遠方からもうわさが広がる、ネット関連にも良好な年になるでしょう。今年は懸案事項は完成させるには最適な年です。独身者は縁談の話も舞い込みそうです。良い年ですが高望みすると幸運の引き足も速いので注意。
三碧木星
八卦は中宮は無し
三碧木星は中宮(王の宮)に入ります。八卦の象意は中宮には卦がありません。不安定な年といえます。どちらかというと悪い方に転がりやすいので今年は注意が必要な年といえます。特に今年は王の宮ですから偉くなった感覚になりやすい「裸の王様」になりやすいともいえます。今年は「断り上手」を目指してください。自分の不得意分野は断る勇気が必要な年です。
四緑木星
八卦より
四緑木星は北西の乾宮(けんきゅう)に入ります。八卦では陽×3ですから前向きな気持ちが強力です。陰が無いということはやさしさに欠けるということもありです。強引におし進める強気の気持ちは相手に屈しないというガンコさを生みます。部下や年下には問題はないのですが上司や年長者には「生意気!」とバッシングを受けるでしょう。押しの強さは願いをかなえる強さがあります。でも、年長者には気配りと引き際を忘れないこと!
五黄土星
八卦より(小陰 陰×1、陽×1と 陽)
五黄土星は西の兌宮(だきゅう)に入ります。遊びの好きなおしゃれな少女、社交も上手で人気者です。兌は中国ではお金のことです。お金が貯まるのではなく、お金が出ていく象意です。特に高額なものを衝動買いしたくなるので金銭管理は大切な年になります。出会いも活発ですから恋の予感も強い年です。お金を締め付けると楽しさも半減しますのでほどほどにし楽しい年にしてください。
六白金星
八卦より(小陽 陰と陽 と陰)
六白金星は北東の艮宮(ごんきゅう)に入ります。陰の要素の一つの煮え切らなさ(迷い)がでやすい。艮は変化変動を伴うのですがどちらにしようかと迷い悩んだ末に一気に陽の質がでて突っ走る猪突猛進におちいりやすい年です。運気は降下して昨年の良さは出ませんから悩んだら相談が大切です(一人で悩むと悪化するほうを選びやすい!)。人間関係は好き嫌いが出るが良好です。
七赤金星
八卦より(小陽 陽と陰 と陽)
七赤金星は南の離宮(りきゅう)に入ります。陽の要素が強く積極性と感受性(陰)が強まります。南は知(学芸術)のセンスが鋭くなり学習能力が上がります。先を見る力がくじにも強い強運をもたらします(知の宮なので欲張るとはずれる)。離は別れの象意ですから離別に注意してください。離合集散の出会いの年でもあり。隠れていたことが表にでる隠れて進行していた病や忘れ去っていたことが表にでることも、早い処置をするようにしましょう。
八白土星
八卦より(小陰 陰と陽 と陰)
八白土星は北の坎宮(かんきゅう)に入ります。陰の要素が強いの知(学芸術)質の夜の宮です。北は夜(休眠)ですから心や身体のどこかしらが休眠状態になるので守りを固め攻めることを控える年にしてください。専門的知識の習得や研究には向いている年です。最も大きな特徴は夜に関する秘め事と子供に恵まれるセックスです。独身者はこの良さを利用して結婚に結び付けるチャンスを妻帯者はアバンチュールに注意を!
九紫火星
八卦より(太陰 陰×2 と陰)
九紫火星は南西の坤宮(こんきゅう)に入ります。オール陰、陰の世界で土の柔らかさが強く出ます。煮え切らない気持ちが特徴でしょう。迷い性が強く出ます。母であり情緒の陰の年では守りを重視し基礎を積み上げる(次なるステップアップにそなえる)年です。基礎の学力や熟練に時間を割きましょう。繰り返しの技(学力)の習得には陰の年は適しています。反対に打って出る(アタック)には向かない年です。