1117日まで

デリー仏舎利塔のご法要にはインドの要人が多数来賓としてお祝いに来てましたが、その中でもダライラマが到着したときは歓迎ぶりはすごかった。

私はビデオ担当だったので間近で撮影でき感激だった。

ソナムにデジカメを渡してダライラマの撮影を依頼したが彼はチベット人なのでお祈りに夢中で撮影はできなかった。私も彼が熱心な仏教徒であることを思い出し無理なお願いしたことを後悔した。

でも、カメラマンの助手でダライラマを間近で見ることができたんだからよかったかも?

ホテルの前のチャイ屋、今までの中で一番!うまい!

ソナムが撮影 ダライラマ

 

 私たちは式典終了後急ぎ片付けをして夕方ラジダニー(寝台特急、この電車がインドでは最速、最高クラスでこの電車を定刻に走らすため他の列車は犠牲になる)でガヤ(インドのビハール州、この州はインドでも最貧州といわれている。インド東側で仏教の聖地)に向かった。

 ラジダニーが2時間近く遅れた。カルカッタでストライキが原因でカルカッタ近郊では電車がストップしているためらしい。

ということは他の普通列車は一体何時間遅れになっているのか?でも、インドではノープロブレムなんだろう(無事に着いたら遅れなんて?)

 ガヤの街は5年前と変わったところを探すのが苦労するほど同じ感じ。

バスは屋根の上にもお客を乗せて、デリーのオート三輪から力車(自転車の三輪車)がここでは主流に変わる。

明日はお祭り(ビハール州)で街は準備に多いそがし。

 

ガヤの駅

学校へ通学の子供たち

 

ラジギールまでの道は穴ぼこだらけ(5年前)からと比べるとかなり良くなっていました。

ラジギールで5年前に撮影した子供たちの今を知りたくてスーとバスストップ(ラジギールの一番人が集まる)に向かった。

バスストップは5年前とまったく変わっていない。タイムスリップしたようだ。

偶然、小さな女の子のお父さんを見つけることができた。

やっぱりかわいい

左の女の子(H14年撮影)

お父さんと、弟もできてもうこんなに大きくなった

 

水くみの女の子を見つけるのは大変だった。

この子はカースト制度の低いクラスに属しているらしい。

何度か5年前の写真を見せてやっとわかる人に出会ったが彼は彼女とは身分が違うので私と同行はできないという(カースト制度はこんな所にも強く根を張っていた)

大まかな場所を聞いて(1Kmぐらい東に向かったとこらしい)探しに出かけた。

また、近くの人に聞きまわる。

教育を受ける機会を失った人たちは英語は話せないので通りかかった人に通訳をお願いする。

3度目だったと思う。

この子がいるらしい。

通訳をしてくれた人は門の中には入れないという。

私とスーは写真(5年前)を見せてみんなに聞く。

途なりのブロックに居るという。

子供たちが走る。

 

少し時間がたってから、はにかみながらお母さんが出てきた。

そして彼女も(二人とも精一杯のおしゃれをして)

会えた!

こんなに大きくなって

よく働いていた、がんばりやさん

現在の彼女、少しはにかみながら

 

カースト制度、彼女もここの部落の人たちもこの制度に何度も泣かされてきたのだろう。

そのつらさ、くやしさを思うと・・・・・

もう彼女の歳(12歳ぐらい)では結婚していてもおかしくないとバスストップの連中は言っていた。

言葉が通じなくて年齢もわからないが、でもこの笑顔は5年前と同じだよ!

この子たちが夢を持てる時代が来ますように

そしてこの子たちにも、ほんのちょっぴりでも幸せが訪れますように
この、私とスーの願いが少しでもかないますように

 

彼女の家族と親戚

彼女の住んでいるブロックの入り口

 

続きます

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