平成19年11月23日

このインド最南端の西側の街、トリバンドラムでやっと見つけたホテルは従業員は親切だし、清潔だし、お湯も朝の時間だけ出るし、窓を開ければ涼しい風が入ってくるし、ネット屋(インターネット)はすぐ近く出し、ビールの飲める屋上レストランもすぐそば、すべてが歩いて2分以内でことが足ります。らくちぃん、快適というところです。

ちなみにホテルの名前はMANJALIKULAM TOURISUT HOMEといいます。

 このトリバンドラムの地方(ケラール州)の面白い特徴はHOTELの看板の店は食堂が多い。ホテルとレストランを兼ね備えているところもあるのでなんともいえませんが、私たちはHOTELの看板の店で食事をしていました。

 最近はインドもどの地方でもインフラは整備されているようです。平成14年の一人旅ではいつも停電におびえていましたが、最近では停電が珍しいくらい。もう懐中電灯なんて必要ない時代になっています。

 カリニャークマリ(インド最南端)ではインドネシアを震源とする津波の被害が今も爪あとを残した場所がありました。津波の底知れぬ力はこんな遠方の地まで押し寄せているのですねー。

私たちが文明に踊らされている間に地球は深く傷つき病みぬき、その先には何かあるのかもしれませんね?

以前と比べてインドでも渋滞は大問題でそのために都市の空気は太陽も肉眼で見えるくらい汚れています。

デリーではタクシー(オート三輪も)やバスは都市ガスに変更されましたがそのときは大混乱、大問題になったらしい(田中お上人が言っていた)。

そして、今回の日本からのお客様の多くはマスクをつけて排気ガスを予防していました。

 22日は休息を取り、何もしないことにしました。かなり疲れていて何もできないといったほうが正解かも?

 23日もお昼頃までインターネットでホームページをアップロードしたり家族や友人にメールを送ったりしてすごしていました。

Hoさん(本間さん)がホテルに来てインド国内一のリゾートビーチへ行こうということになりました。

ここのビーチの最大の売りは夕日らしい。

南の地方では太陽が顔を出すときからつらい一日が始まるのでしょう。

この地方では夏の暑さは想像を越えた暑さでしょうから?太陽が沈むと人々に笑顔が戻るのでしょうね?

カニャークマリでも太陽が沈むころから夜店が出て人通りが多くなってきました。

北の地方とはまったく違う一面が南の生活の一部になっているようです。

もしかしたらイスラムの世界は太陽に焼かれる地方で発展したため月を象徴としたのかも?

反対に中国(西安)や日本では家も日当たりを重要とし(風水)ている寒い地方は太陽の光をたくさん取り入れる工夫が必要なのに対し南の地方は太陽の暑さから身を守り生活を守る工夫が必要なのでしょう。

日中にのんびり昼寝をしなくては身体を正常に保てないのです。

 ところでトリバンドラムからオート三輪で130ルピーのコヴァラムビーチはインドナンバーワンのリゾート地でした。

海はきれいだし砂浜はあくまでも白く(小笠原諸島、父島の勝ち、私の独断と偏見)湘南のサーファーがこの海を見たら、きっと小躍りするくらいよい波が(でもサーファーは一人もいませんから禁止されているのでしょう)。

南インドで初めて海外の人々(特にヨーロッパ系の白人)がビーチにはいっぱいでここがインド?と錯覚するような場所でした。

私たちは夕日を楽しむためにレストランのテラスで高いビールを飲みながら海に沈む夕日をながめていた。

オレンジ色に輝きをまし、海に近づくほど大きく輝きだした太陽。感動です。

でもこの地の人たちの楽しみは太陽が海に落ちてから始まるのです。

屋台の親父も準備で大忙し、売り子も声を出し始め、人々もうきうきし始めます。

南の地方では太陽が沈んでから今日一番の時間が始まるのでしょう。

今日のランチも南インドのカレー(ミール)

クリケットの練習(中学生の課外授業)

コヴァラムビーチは椰子がいっぱいの南国ビーチ

白人は水着でインド人はサリーで

今回の旅行で一番ビーチの夕日(ビール付き)

日が落ちると人々が集まりだします(南国だねー?)

 

11月24日移動日

朝早くチェックアウトしトリバンドラム飛行場にオート三輪で向かう(早朝料金で高い)。

キングフィッシャー系列の格安航空券でバンガロールにトリバンドラム8:30発で向かいます。

 

そして、このページはバンガロールで書いています。

バンガロールは大都会、インドを感じさせない、今まだ訪ねたインドで最もインドらしくない都会です。

私はエンパイヤー・インターナショナルホテルに宿を取りましたが値段も今までの旅で一番高額です。

でも、ロケーションは最高でバンガロール中心街のど真ん中、周りはレストランからショッピングセンターまで何でもありです。

インド頭脳の中心地ですよ!高地なので比較的涼しくしのぎやすいようですがホテルはエアコンがガンガン?で寒くACスイッチを切った(インドでは寒くすることがサービスなんですよねー)。

 今、スーが昼寝から目覚めたみたい。この町の探検に出かけよう。

次の日に続く