鹿児島の開聞岳に出発

2009年9月28日

朝3時30分に目がさめた。
昨日の早朝の天気予報では鹿児島の天気は曇りで雨マークも?
まだ旅の出発もしていなかったので急いでバックに詰め込む(パソコンと着替え洗面道具、汗拭きタオル)。
羽田までは4番目(3男)が車で送ってくれる約束だがまだ帰ってきていない。
4男(大学生)が帰って来て(朝帰りジャン!)
「兄貴が無理だったら俺が送ってく」
といっていると帰ってきた(今日は彼は休みの日)。
5時にスーを迎えに行くと約束していたので、我が家出発は4時50分です。

羽田空港(第二出発ターミナル)へは6時に到着
eチケット(格安航空券)が自動発券器(感じはコンビニのキャッシュボックス)にバーコード(eチケットA4用紙下側左)を機械にかざすだけで座席まで指定できるとは!すごいね!

ANA619便 羽田発鹿児島行きは定刻 6:50出発 鹿児島空港には8時40分に到着です。

さっそく鹿児島空港のサービスカウンターでレンタカーを借りることにしました。
私が開聞岳に登山している間にスーは知覧と周辺の探索をする、ついでに私を開聞町まで乗っけていくからということに飛行機の中で決まったのです。
(初めの予定では鹿児島市まではエアポートバス→汽車(山川で乗り換え)開聞町が私、スーは鹿児島市までは同行、その後はすーのかって・・・でした)
レンタカーはトヨタレンタカーが指宿で乗り捨てができることがわかり決定。
(12時間で保険もつけて6千円ちょっと、これって私とスーのバスと電車代と変わんないかも?でも高速代とガソリン代がつくか?)

鹿児島空港に着いた(レンタカー会社が迎えに来てくれる) 私たちの借りたトヨタ・ヴィッツ

運転は私がすることに、開聞岳の登山口までです。
空港からすぐに高速道路に道路はすいているし快適カイテキ!ルンルンのドライブ気分!
スーはホンダ・フィットに乗っている(ほとんど運転したのを見ていない)がこのヴィッツなかなかの優れもの、楽しい運転ができた。
でも、ちょっとよい景色に目が奪われると車線から飛び出しそう、安全運転ですよ!

ドライブ途中の展望台より(桜島) 指宿の町だと思う?

池田湖を通過、開聞町に着いたぞー
アッ!虫除けスプレーと虫刺され(私はキンカンを使っている)を忘れたー
スーにコンビニと薬局に寄ってもらう。
コンビにでは水分補給用のポカリスエット500ミリを2本とおにぎり、チョコレートを
スーと別れていよいよ登山開始11:00ジャスト
今日の天気は?
天気予報は見事に外れたー!快晴とまでは行かないが晴れです!
歩き出すと汗が噴出してくる!でも、心地よいんですよー
頂上までは3時間ですから私の場合は3時間半はかかるでしょう。
帰りは2時間らしいですが私は?
私 「5時間以上かかるよ!携帯に電話するから迎えにきて?」
スー「ちゃんと電話してよ!時々、どのあたりにいるかも教えてちょうだい!私の予定だってあるんだから」

開聞岳は山を一周するように回り込んで頂上まで登山道が続いている
海に盃をふせたような形でしょう?海抜ゼロメーターから登る感じですから標高1,000メートル未満なのに2,000メートル級の山と同じくらい辛い感じです。
さらに、富士山と同じ火山の爆発で生まれた山なので小さな軽いし状の石が滑りやすく足に負担がかかります。
薩摩富士とも言われ慕われてきたきれいな山です。
山梨や神奈川、静岡の山の雰囲気とは違い南国の雰囲気がうれしいけれど虫がまとわりつきつらいです。
海が見渡せると違い森の中を進んでいく感じで風が吹きぬかないので汗も乾きません。
5合目を過ぎると眼下に鹿児島湾が広がります。
太陽に輝く海は南洋の輝き、台湾の台東で見た海と同じ色です。

開聞岳登頂開始(11:00) 途中で出会った
池田湖 象の鼻岬

頂上には2時ごろに着いた。
すでに皆さん下山して誰もいません。
貸切の頂上独り占めー
天気に恵まれて屋久島と種子島も微かですが望むことができました。
写真は動画撮影で取れていませんので後日、載せます。
家族とスーに電話をと携帯を取り出して、アッ!アンテナの表示がない!圏外だー!
7合目で電話をと携帯を取り出したときは回り込んだ場所なので圏外はしょうがないと思っていたが町が見えるところで圏外なんて?
スーと約束していたのに、怒っているだろうなー?多分?しょうがないじゃない?
頂上は風が通り抜けて涼しく気持ちがいいです。
そして、薄い雲の塊が時おり通過していきます。
太平洋が眼下に広がり鹿児島湾が眼下に広がり池田湖が小さく、太陽が海の色と空の入りを限りなく青の下の境目から青の上の境目までを表現している。
それに雲の白が灰色の白から純白の白までを、木々の緑がうすい緑から濃い緑までを、頂上の岩が、コケが色を追加し私はうっとりと・・・・幸せをかみ締めている!
おにぎりを食べる。
スーを待たしてはいけないので30分で切り上げだー
5合目で電波が通じた。
家族とスーに電話をかける。
スー「30分で多分、登り口に着くと思う。知覧と枕崎に行ってきたんだ。かつお食べた」
私「1時間ぐらいかかると思う」
スーは「待っててあげる」と、うれしい!
でも、急いで下ってきたので足がガクガクになってる。
安心して(下りを急ぐと私のような体力なしは後でひざや足首に負担がかかりすぎて後悔するんです)下山できる。

スーが登山口の公園の駐車場で私を待っていてくれた。

枕崎方面 海と空と木々の緑と・・・コントラスト
登場付近で 頂上の守護神

スーは枕崎でかつおを食べたそうだ。
結構満足しているようだった。
着替えをして(汗でシャツは重たさを増している。ずいぶん汗をかいたんだなー。天気がよく風も穏やかな絶好に日に登山ができた)車に乗り込んで今夜の予定を立てます。
とにかく、指宿を目指して走りトヨタレンタカー(ヴィッツ)を指宿営業所に返すことにします。
指宿は温泉の町です。
宿は2箇所ある温泉街に多くありそうですが私とスーは砂湯に入れば温泉は入らなくても良いと車の中で話していました。
レンタカーの所長がもし安く泊まるのならウィークリーマンションがお勧めと教えてくれる。
3,500円で泊まれるらしい。そして砂湯もすぐそばということです。
早速、電話で予約してもらうと安いほうは満室で4,500円は空いているということで予約し車で送ってもらう。
ということで今日の宿はウィークリーマンションです(二部屋続きを1人4,500円で借りました)。

砂湯の入り口です。 きびなごの刺身
揚げたてのさつま揚げ、うまいですよ! うにオホーツクの馬糞うにには劣りますがなかなかいけます。

砂湯は15分ぐらいがんばって上がりました。
砂の下にパイプを敷いて熱湯を通して今は暖めていると、親切に犬と散布していた地元の人が砂湯会館の入り口まで案内して教えてくれた。
この暖かさは登山して疲労している私にはとても心地よくさらに汗を噴出しました。
そうなると水分補給はビールしかありません(そんな馬鹿な?と思われますが私とスーは?)。
今日の晩御飯はさつま味できびなごにさつま揚げだー

明日は鹿児島市に移動します。

明日に続く