１月２日（日）
起きたらお昼１２時を過ぎていた！ラリサは私が起きるのを待っていてくれたようだ。
昨日のパーティーの料理を食べて、食後のデザートはケーキ・・・。
元同僚という友達がやってきた。アジア系の顔をしている。お客さんが来たってことで、
イッショーラス、あのケーキ！勘弁してくれー。もういらないとも言えず、がんばって食べた。３切れも食べてしまったロシアのケーキ。
その同僚という友達（名前ザブーラ！）とラリサ、３人で市内観光に出かける。ラリサは映画鑑賞が好きで、よく映画を見るそう。外国の映画もいろいろ上映されている。そしてなんと「ホテルビーナス」も見たそうで、その撮影場所の一つに連れて行ってくれた。メインストリートからちょっと入った路地裏。私はその映画が好きで、ここウラジオストクが舞台だったということも知っていたが、ロシアでは上映されていないだろうと思っていた。でもラリサは知っていて、しかもすごくよかったと言っていた。ウラジオストクには映画館が何軒かあって、みんなよく映画を見るそうだ。

ﾎﾃﾙﾋﾞｰﾅｽ撮影場所らしい１	ﾎﾃﾙﾋﾞｰﾅｽ撮影場所らしい２

２枚写真を撮って、海の方へ。丘の上から凍った海を眺めた。ずっと遠くまで凍っているようで、たくさんの人が歩いていた。氷に穴を開けて釣りをする人もいるそうだ。日中でも気温はずっとマイナスだから、日本から行った私には十分寒いのだけど、凍った海を見ると改めて寒さを実感した。さらに高い方へ登っていくと、ウラジオストクを１８０度パノラマで見渡せる所に出た。そこで写真を何枚か撮って市の中心部の方へ降りていった。友達とはここで別れて、ラリサと２人でもう少し街の中を歩く。ラリサはいつでも一生懸命建物のこととか、銅像のこととか説明してくれる。もちろん英語。自分の生まれ育った街を愛しているんだなあと思った。

海凍ってます

一度帰宅して、夕方６時近くのイリェーナ　ドーマへ。あの髪の赤い人。昨日パーティーに来た時にお茶に招待したいと言っていたから。
２人の子供（ブラッド・男の子高校生、リザ・女の子７〜８才）も迎えてくれた。ここのお宅（マンション）はとても広くて、ピアノや大きなテレビ、大きなソファー、大きなクリスマスツリー、いろいろある。ブラッドは陽気な男の子で、ギターやピアノが得意。リザは人見知りしているのか、あまりこっちを見ない。時々ママのイリェーナに聞きながら編み物をしている。
ブリーニを作ってくれていて、そのクレープ状の生地にイクラを包んで食べた。最初は「？？？おいしいの？？」と思ったけど、これが意外にもフクースナーだった。他には白いミョート（はちみつ）をつけたり。これも美味。そしてチャイ。こちらでは紅茶のことをチャイと言うらしい。クレープ状の生地もおいしかった。

この家族のアルバムを見せてもらったり、ブラッドの弾くギターを聴いたりしてすごした。リザはビーズで小さなマスコットを作るのが得意で、ママの胸元にはサソリがついていた。星座の話になり、イリェーナと私は誕生日が一日違いということが分かって、小さなサソリを私にもくれた。スパシーバ。その場で３０分くらいで蜂も作ってくれた。とても才能豊かな家族だ。パパは仕事でいなかったのが残念。

１０時帰宅。スパイダーマンを見て、何通か手紙を書いて２時就寝。
今日は寝坊したから、一日が短かった。